突然ですが、【2050年、海にいるすべての魚の重量を、海に流れた◯◯の総量が上回る】 この◯◯に入る言葉をご存知でしょうか
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正解はゴミ🗑️です。 日本ではあまり話題になっていないですが、海洋汚染・環境汚染というのは日々深刻化しており、海面上昇による島の沈没や、生物の絶滅など、取り返しのつかない事態が起きています。
結論からいいますと本記事は、そういった現状を皆さんに知って頂きたく現在企画している、海洋保全をテーマとしたNFTプロジェクトの紹介記事となっています。本記事は
①コンセプト
②実現したいこと
③コレクション概要
④最後に
の順で進めていきます。 少し長くなりますが、ご一読頂けると幸いですm
①コンセプト
まだ、仮ではありますが、コレクション名をCrypto Aquarium としています。 Aquariumとは、水族館のことです。 ということで、水族館の4つの役割に照らし合わせて、説明させて頂きます。
まず水族館には
①教育・環境教育
②種の保存
③調査・研究
④レクリエーション
という、4つの役割があります。
①教育・環境教育
水族館は、ただ生き物を見て楽しむだけの場所ではなく、生き物についてであったり、その生物を取り巻く環境等を学べる場でもあります。
後述しますが、本プロジェクトではまず、海洋生物を擬人化したキャラクターのイラストをPFPにして展開していく予定です。
それに付随して、その生き物の解説であったり、その種を取り巻く環境や現状というところを紹介していけたらなと考えています。
例えばですが、日本の水族館でよく見られる、ケープペンギンやフンボルトペンギンですが、実はこの種は絶滅危惧種であったりします。🐧
また、一昔前は水族館に多くいたラッコですが、現在は絶滅の危機に瀕しているため、取引が厳しく制限されており、新しく水族館につれてくることができず、その結果、現在では日本の水族館には4頭しかおらず、2施設でしか見れなくなっています。
このように身近に感じている生物でも、絶滅の危機に瀕しているということは多くあります。しかし、それを知っている人は、そう多くないと思います。
本プロジェクトを通じて、そういったことを知ってもらえるきっかけにできたらと考えています。
②種の保存
水族館の大きな役割に、種の保存ということがあります。 前述の通り身近に感じている生物でも、絶滅危惧種に指定されている種は多くいますが、国際自然保護連合のレッドリストでは、4万を超える種が絶滅の危機に瀕しているとされています。
ちなみにですが、20年前は約1万種だったので、たった20年で4倍もの数になっています。 これには人間の経済活動が大きく関わっています。
そういった現状の中で、水族館(動物園)では、各施設が協力しあって、種の保存に取り組んでいます。
ここは手を出せない分野ではありますが、水族館等の大きな施設だけでなく、大小様々な団体も、現状を変えようと活動しています。
そういったところに、本プロジェクトの収益を寄付することによって、そういった団体や活動を知って頂くきっかけにしたいと考えています。
本プロジェクトの収益では、そんなに大きな寄付は難しいとおもいますが、そうして知ってくれた方々の中から、寄付して下さる方が増えれば、何か変わるきっかけになるかも知れないですよね。
③調査・研究
先ほどの種の保存にも関わってきますが、水族館には、「調査・研究」機関という側面もあります。
各施設が、試行錯誤しながら、生息地の調査であったり、生態の研究ということを行っています。 そういった活動によって多くの生き物が守られてきました。
また、生き物の研究が我々人類の生活に役立っていることもあります。 例えばですが、フナクイムシという、船の木造部分を食べてしまう厄介な貝がいるのですが、この貝の生態を研究することにより、安全にかつ早くトンネルを掘るためのシールド工法が開発されたりしています。
あと余談になるのですが、水族館のイルカショーに対する否定的な意見を多く見ますが、ショーはただの見世物ではなく、健康診断や調査を行うための調教の一環だったりします。
こちらも手を出せる分野ではないですが、先ほどと同じく、こういった取り組みや研究結果等について知って頂くきっかけにしていきたいと考えています。
④レクリエーション
そして水族館と言えば、レクリエーション施設です! 1人で行っても、友だちと行っても、家族と行っても楽しいですよね!
本プロジェクトもそういった楽しいものにしていきたいと思っています。 例えば、一口に魚と言っても、現在発見されているだけで、約2万5千種いるといわれています。その中には、面白い生態を持った種もいれば、発見の経緯や命名の経緯が面白い種もいたりします。
そういったところを紹介して、興味を持って頂いて、実際水族館に足を運んで運んで頂けたら嬉しいです。 実際に水族館に行って、入場料を払うということだけでも、水族館にとって支援になります。
そしてなにより、絵描きとしては、NFTアートとして、自分のイラストで楽しんで頂きたいという目標もあります。
②実現したいこと
実現したいことを簡潔にまとめると、「海洋問題・環境問題に関心を持つ人を増やしたい」です。
海洋問題には、海洋ゴミ問題や船等からの油の流出、工場からの科学物質の流出など様々あります。生き物が間違えてゴミを食べてしまったり、流出した原油により海鳥が死滅してしまったりと、様々な問題に発展しています。
日本は島国であるにもかかわらず、こういった問題の対策という面ですごく遅れています。
海洋問題で大きな問題になっているのは、海洋プラスチック問題です。はじめに書かせて頂きましたが、2050年には、海に流れているゴミの総量が、魚の総量を超えてしまうといわれています。
日本のプラスチックゴミ排出量は、世界第2位といわれており、日本からおびただしい量のゴミが海に流出してしまっているのが現状です。 しかし、日本では本当に問題意識が低いですし、対策も海外と比べて大幅に遅れています。
例えば、レジ袋有料化を行う際にもものすごい批判がありましたが、大半の人が、その必要性について考えていなかったと思います。(批判に関しては、政府が強引に進めたのが悪いと思いますが) 個人的な考えですが、実際にレジ袋を減らすということよりも、そういった政策を通じて、問題意識をもってもらうということに本質があるのではないかと思っています。
しかし、こういった発言をするだけでも、日本では異端視されたりします。 別に一部の人達のように過激なことをしたいわけではないです。 ただ単純に、こういった現状を多くの方に知って頂きたいのです。
NFT界隈には、しっかりと物事を考えて行動している人達が多いと思います。 まずはこういった方々に、問題や現状を知って頂きたいです。
やれAIだ、やれロボットだと、技術の進歩ばかりではなく、足下に目を向けてほしいのです。
③コレクション概要
少し暗い話しになってしまいましたが、ここからはコレクションの概要を説明させて頂きます!
まず、5月から本格的に始めていく予定です。
はじめは、プロジェクトの軸として、海洋生物を擬人化したキャラクターを作り、そのキャラクターで一点もののNFT(PFP)を作ります。
画像はサンプルになりますが、真鯛の擬人化になっています。
例えばですが、タイ属にも真鯛だけではなく様々な種類がいるので、色やパーツを変えてクロダイにするなど、1つの種で、2.3個作れたらと考えています。
販売方法ですが、オークション形式にしたいと考えています。 落札して頂いた方には、担当飼育員として、TMAのようにキャラクターに名前をつけて頂きたいと考えています。
まだどれくらいのペースで展開していくかは決めていないのですが、毎月末にプロジェクトの売り上げの3割ほどを寄付するという感じで進めてこうと考えています。 (生活費も危ういのでしばらくは3割ぐらいで進めて、プロジェクトが盛り上がってくれば、もっと増やしていきたいですね)
寄付先は毎回変えて、ただ寄付するだけでなく、前述の通り、活動内容なども合わせて紹介して、様々な団体や活動を知って頂くきっかけにしたいと考えています。
オークション形式にするので、せっかくなのでbid得点を作ろうと考えています。 予定では、メインの方の生物の子ども時代の姿でpfpを作ろうと考えています。 種によっては大人と子ども、色も形も全く違ったりして面白いです😊
そして、それを何匹か集めたら特典がもらえるみたいな感じにしたいなと思っています。
また、せっかくなので魚図鑑を作っていきたいなと考えております。 毎回オークションに合わせてフリーミントを行って、集めていったら図鑑になるみたいなイメージです。
画像は半年以上前に描いていたキャラ設定なのでイメージになりますが、これをもっとまとめる感じです。
一応考えているものはこんな感じです。 また、グッズ制作であったり、メタバース上で水族館を作ったりもしていきたいと考えています。
あといつか、実際の水族館とコラボしたいという目標もあります。
実は、2年ぐらい前から考えていた企画なので、まだ始まってもいないですが、やりたいことはたくさんあります😊
④最後に
長々と書いてきましたが、お読み頂きありがとうございました!
前述の通り、だいぶ前から考えていた企画なのですが、実現する手段がなく、形にできないでいました。
しかし、NFTに出会って、もしかしたらNFTでなら実現できるかもと思い、 また絵の方も、にんじゃーと100日チャレンジを通して自分の理想に近づいてきましたので、今回表に出させて頂きました。
しかしながら、現在は無名クリエイターの個人プロジェクトです。 誰にも見向きもしてもらえないと思います。 もし、ここまで読んで下さり、少しでも面白いと思って下さった方がおられましたら、一緒に盛り上げていってくださると嬉しいです。 どうぞよろしくお願い致しますm(__)m
最後になりますが、お時間を頂きありがとうございました!!
きみまる
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